2013年08月05日

卵巣がん,胃がん,皮膚がんへ新しいがん治療法

プラズマと呼ばれる電気を帯びたガスを使った新しいがん治療法の開発が開始される。

がん患部へ アルゴンガスのプラズマを吹き付けると、正常細胞の成長は促進されるが、がん細胞が死滅することが判っており、既に卵巣がんに対する効果は実証されている。今後は、胃がん皮膚がんなどへの効果が検証される予定。

プラズマガスによる新がん治療法の研究は、国内の約30の研究機関が参加した5カ年プロジェクトが推進中で、名古屋大学が中心で、まとめている。

プラズマガスによる新がん治療法は、まだ、がん細胞が死滅するメカニズムや、適用が可能ながん種別を調べる必要があり、また、臨床に際しては、ガスが正常細胞に与える悪影響の検証も不可欠。

新がん治療法「プラズマガス療法」は、10年以内の臨床試験成功を目標として、開発が進行中だ。

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2013年08月02日

抗がん剤治療の頭髪脱毛を予防

がんの四大治療法である「抗がん剤治療」では、副作用で脱毛してしまう症例が多い。

抗がん剤治療を受けると、それを気にする患者さんが多くいます。特に女性のがん患者の頭髪が抜けることは、精神的なダメージを伴って闘病意欲を削ぐことになり、治療にも悪影響を及ぼす危険がある。

しかし、抗がん剤による副作用の予防や低減する対策は かなり進歩しており、治療前後の適切な対応で防ぐことが可能なのだ。

抗がん剤の副作用による、頭髪の脱毛や、手足の爪が変形/変色する「爪障害」、さらには、手足が腫れたり痛んだりする「手足症候群」に対しては、副作用を避けたい部位への抗がん剤の侵入を抑制できるのだ。

具体的には、抗がん剤の点滴15分前から、点滴中、点滴終了後15分までを、冷すことで血管を収縮させ、抗がん剤の侵入を最小化するのだ。

頭髪の脱毛予防には、 マイナス28度に冷却した「フローズンキャップ」という帽子、手足の副作用予防には「フローズングローブ」「フローズンソックス」が開発済なのだ。これらを利用することで、 抗がん剤の副作用としての頭髪脱毛、爪や手足の痛みは、かなり軽減できる効果が検証されている。

また、精神的なダメージの軽減策として、事前に頭髪を短めにカットしておくことも有効とされる。頭髪が短いと、脱毛した場合の精神的なショックも低減されるからだ。

「冷す」抗がん剤副作用対策は、脱毛が頻発する「タキサン系」の抗がん剤に特に有効であり、パクリタキセル(タキソール),ドセタキセル(タキソテール)等による、 乳癌、非小細胞肺癌、胃癌、頭頸部癌、卵巣癌、食道癌、子宮体癌、前立腺癌の治療の際には、医師への対策依頼を欠かさないようにするべきだ。

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2013年07月25日

膵臓がんの手術前に抗がん剤・放射線治療

膵臓がんで死亡するがん患者は年間約2万9千人とされる。すい臓がんは、早期発見が難しいことが最大の特徴で、幸運にも手術でがんを取り除けた場合でも術後に膵臓の周囲にがんが転移・再発することが多いために、治療成績が悪いのだ。

最新のすい臓がんの治療方針は、術前化学放射線療法となっている。

術前化学放射線療法とは、文字通り手術の前に抗がん剤や放射線治療を実施することで、手術後の転移再発のリスクを最小化しようとする治療法だ。 検査では視認できない、散らばっている可能性の高い細胞を手術前に抗がん剤で叩き、さらにすい臓がんが再発する可能性の高い場所にも手術前に放射線治療を施してしまうのだ。これによって、すい臓がんを手術除去した後の再発転移リスクを減らすことができるとされている。

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